FM ANRI Station

ザ・シティ・ポップ・クロニクル
林哲司の世界 in コンサート

セットリスト
悲しみがとまらない
YOU ARE NOT ALONE
真夜中のドア〜Stay With Me(全員)

(2023/11/05)
会場の東京国際フォーラムのロビーには、スタンド花が飾られていました。一番目立つ階段横に竹内まりやさんの花、その隣がANRIからの深紅の薔薇とアンスリウムの花が飾られていました。吉元由美さんからの花も届いていました。

前半が終わりに向けて盛り上がりを迎える頃に、スクリーンに「悲しみがとまらない」と紹介され、杏里が登場しました。衣装は、杏里のインスタに載せています。舞台上では、帽子と上着の衣装は、もう少し紺に近い色、ミニのスカート、タイツ、膝上ブーツは黒と、コントラストがあったように見えていました。
「悲しみがとまらない」の後にMCがあり、「50周年、本当に本当におめでとうございます。50年音楽をやるって、大変なことです。今でも輝いている曲を作っていることを、私も作家として尊敬します。」と話しました。続けて「今日知ったのですが、11/5は私のデビューした日で。」と話した時に「知らなかったんかい!」と心の中でつっこみを入れてしまいました。笑 「悲しみがとまらないは悲恋の歌だけど、コンサートで一番盛り上がる曲なんです。」と話した後に、「この曲も名曲です。」と紹介して「YOU ARE NOT ALONE」を歌いました。参加歌手の多さから、「悲しみ」の1曲だけだと思っていたので、2曲も聴けて嬉しかったです。

アンコールの最後は、音源から松原みきさんのボーカルだけを抽出した歌声と、生バンドの競演で「真夜中のドア〜stay with me」が演奏されました。曲が始まる前に、林哲司さんが「音楽が永遠に残ることを証明してくれた」ようなことを語っていたのが記憶に残りました。2番後の大サビの部分で、参加した歌手が全員登場し、サビを歌っていました。歌の後に、「真夜中のドア」がコンサートと同じ11/5に発売されたことを話していました。林さんが簡単に出演者の紹介をした後、杏里がすかさず「林哲司さん!」と林さんを紹介していました。出演者が退場する時は、「Watching Over You」が流れていました。
11/5、杏里のデビュー記念日、そして「悲しみがとまらない」の発売日に、その作曲者のお祝いのコンサートで、楽曲が聴けるという贅沢なコンサートでした。


[以下パンフレットより]
悲しみがとまらない
杏里 [83.11.5]
康珍化 X 林哲司コンビによる「悲しい色やね」「SUMMER SUSPICION」がヒットの兆しを見せる中、早々に楽曲制作を依頼してきたのが杏里をプロデュースしていた角松敏生だった。編曲が角松と林の連名クレジットになっているのは、イントロのアイデアを林が提供したからである。

林哲司さん、デビュー50周年おめでとうございます!11月5日のコンサートに参加させていただき、とても光栄です。50年という輝かしいキャリアを築かれた林哲司さんの音楽は、多くの人々に愛され、感動を与えてきました。私自身も多くの楽曲を制作してきましたが、中でも林哲司さんから提供いただいた楽曲は、私の心に深く響いています。楽曲の美しいメロディラインが、聴く人の心を温かく包み込み、林哲司さんの才能と情熱がいかに素晴らしいかを改めて感じます。11月5日は、50周年のお祝いの気持ちを込めて、コンサートを楽しませていただきます。林哲司さんの音楽がこれからも世界中で多くの人々の心に響き続けますようお祈り申し上げます。おめでとうございます!

バンドメンバーの「林哲司楽曲で好きな1曲と理由」で、キーボード 安部潤さん、ドラム 江口信夫さん、サックス アンディ・ウルフさんが杏里の「悲しみがとまらない」を選んでくれました。

また、杏里とは「悲しみがとまらない」以来あっていなかったけれど、「ようやくご一緒できるタイミングが来た」と載っていました。

TOUR SCHEDULE
2023/11/05
(土)
東京国際フォーラム ホールA (東京都)
開場 16:00, 開演 17:00
\15,000