FM ANRI Station

ANRI Live 2021
Voice to Voice

セットリスト
WINDY SUMMER
DRIVING MY LOVE
Remember Summer Days
EDGE OF HEAVEN
ドルフィン・リング
夏の月
SUMMER CANDLES
Surf City
Heaven Beach
砂浜
CIRCUIT of RAINBOW
Good Bye Boogie Dance
センチメンタルを捨てた人
シャネルでグッドバイ
コットン気分
気ままにREFLECTION
悲しみがとまらない
CURTAIN CALL

<アンコール>
思いきりアメリカン
CAT'S EYE
オリビアを聴きながら
*2公演目からCURTEIN CALLと
オリビアが逆になりました

(2021/9/26 調布市グリーンホール 大ホール)
セットの背後全体に白い布、中央上部には白い布が2枚、半円状に下がっていました。キーボードの演奏音が流れる間、舞台が青紫に照らされてバンドメンバーが入場しました。その間に、楕円状の白い布が6枚降りてきました。
セットは凹凸のある舞台(一番高い個所を3とすると、3→2→1→2→3のように真ん中が一番低い)が置かれてあり、左の3の個所にキーボード松ケ下さん、2にギター、1にドラム、2にベース、3にキーボード 小倉さん、左の前方にコーラス(VahoE、Gary)、右に明男さんとホーンが2名。コロナで、いつ中止になるかもしれないし、ディスタンスを実施する会場もあると、その分収益が減るだろうから、てっきりメンバーは少な目で、アコースティックな演奏にすると思っていたので、メンバーの多さに良い意味で裏切られました。
青の照明になり「WINDY SUMMER」の伴奏が始まると、杏里が入場しました。緩くパーマのかかった髪は、前髪はビルボードの時よりも短くしていたと思います。白地の「Red Hot Chili Peppers」アスタリスクTシャツをアレンジしていて、右袖と裾にはフリンジが付いていました。左肩が出るように首元をカットしていて、シャツの左1/3は金ラメ、青地、金ラメの布が一体化していました。青地の個所は、「NEW」の文字が見えたと思いますが、それ以外は分からず。背面は、金ラメの布地は同じだったのですが、青地の個所が紫だったので、ニックスとレイカーズのシャツか?と思いましたが、どうでしょうか。黒のスパッツに、黒の膝上ブーツでした。
照明が黄色と紫になり、「DRIVING MY LOVE」。意外な選曲でした。次に「Remember Summer Days」をオレンジの照明で歌いました。最初の3曲は、CITY POPを意識しての選曲でしょうか。
「ご無沙汰しています、杏里です。たくさんの人が来てくれてありがとうございます。最後までゆっくり楽しんでください。3曲は角松敏生の曲からチョイスしました。次はバラードを中心に歌います。久しぶりに歌わせてもらいます。」と紹介して、ピンクの照明で「EDGE OF HEAVEN」を歌いました。サビの高音の個所はアレンジしていました。この曲からホーン部隊は舞台裏に下がりました。
青の照明での「ドルフィン・リング」はR134バージョンで、最後は白い照明に変わっていきました。松ケ下さんのピアノから始まった、「夏の月」は、暗い青の照明で、椅子に座りながら歌いました。途中からバンドも演奏に加わりました。青と赤の照明で歌った「SUMMER CANDLES」は、2番無し。最近、このパターンが多いですね。松ケ下さんがギターを弾いていました。
この歌の後、杏里は衣装替えに行きます。バンドメンバーは水色の照明の中、「Our Little One」を演奏しました。
ピアノと波の音が会場に響く中、緑色の照明の中「Surf City」が始まりました。舞台裏の白い布がすべて上がり、杏里が再登場しました。袖周りが広がった、ラメの付いたチョコレート色と赤が2段になったロングドレスに、黒のショートブーツでした。「Heaven Beach」を水色の照明で歌い、波の音が響きました。オレンジの照明での「砂浜」は、ギターだけ(松ケ下さんもギター)の演奏で始まり、2番からピアノも加わりました。
「選曲は悩みました。『これは聞きたいだろう』と考えなら選びました。曲が溜まるので、まだライブで歌っていない曲があります。毎回言っていて申し訳ないのですが。笑 全部歌うライブを必ず行います。」と話しました。その後、久々にツアーに参加をする小倉さんとの話になり、小倉さんが「家が近くなので、来てみました。笑」と挨拶していました。杏里が「調布には友達が多くて、客席が友達で埋まっちゃうんじゃないかと、楽屋で話していました。とても素敵な街になったなー。」と、調布の話をしていました。小倉さんの自宅スタジオで曲を作っていた話から、「隠れた名曲もあるので、歌わないのはもったいない」と話しました。ここでレコーディングの思い出話になり、小倉さんはハワイレコーディングの話を揚げました。小倉さんが「スタジオが古くて、杏里のレコーディングの為に48チャンネルの機材を買わせた。」、杏里「買ってくれたのかな? 結果的には、そうなったのか。」と話していました。
「またハワイでライブをやりましょうかね。」と杏里が話し、「少し景気の良い曲を」と紹介して、「CIRCUIT of RAINBOW」が始まりました。この曲からホーンが戻り、舞台の裏にはダイヤ型の飾りが縦に8つ連なったセットが7本現れました。ピンクの照明でしたが、最後のサビ前では七色の照明になっていました。コーラスの動きに合わせて、手を縦に回して楽しむ方もいました。黄緑の照明で「Good Bye Boogie Dance」が始まりましたが、テンポがいつもより少し遅くなったでしょうか。
この後、再度衣装替えがありました。ホーンも下がりました。この間、明男さんと小倉さんの演奏に、途中でバンドも加わりました。杏里登場とともに、白と青の照明で「センチメンタルを捨てた人」が始まりました。たぶん、ビルボードで来ていた、数か所穴の開いた黒のロングドレスだと思います。今回は穴の個所を紐で絞っていたのか、穴が見えないようになっていました。その服に、数か所、黄色とオレンジの蛍光色の短冊状の布を付けていました。左手首には、同じ蛍光色の布を巻いて、髪はアップにまとめていました。
その後、ホーンも戻り、始まった曲が「シャネルでグッドバイ」。生で聞いてみたかったけど、ほぼ諦めていた曲だったので、イントロで耳を疑いました。笑 出来ればイントロの「Come on, Clap your hands」(英語が合っているかは不明)の後、チャチャッチャッチャッチャと手を叩きたかったのですが、メモを取るのと、驚いていたので、対応できず。そもそも、コーラスがその個所を歌っていたのか、手拍子のエフェクトが流れたのかも不明です。次は落ち着いて聞いてみたいと思います。でも残念ながら、2番無しバージョンでした。こういうレア曲は、できれば全部歌ってほしいです。
青の照明で「シャネル。。。」を歌った後は、黄色の照明で「コットン気分」(1番のみ)、緑の照明で「気ままにREFLECTION」(1番のみ)と続けて歌いました。「気ままに。。。」では、「Break Out!」でコーラスと一緒に、人差し指を挙げていました。会場が盛り上がった所で、ピンクの照明で「悲しみがとまらない」。
その後、「同じ空間でライブが出来て良かったです。中止も検討されたけれど、何があってもやろうと思っていました。こういう時だから、音楽を届けようと思いました。 来場にあたり、リスクもあるし、勇気も必要だったと思います。でもホールで共有できたことに感動しました。」と話していました。青の照明に変わり、「CURTAIN CALL」を歌いました。松ケ下さんはボンゴを叩いていました。今回も色々な楽器で活躍していました。

アンコールは、ホーン2名も含めて登場しました。杏里の衣装は同じです。黄色の照明で「思いきりアメリカン」、赤と白の照明で「CAT'S EYE」。ホーンは、ここで下がり、「最後はこの曲を」と話し、青に白の複数のライトを受けながら「オリビアを聴きながら」。
最後に全員が1列に並び、杏里が挨拶をしようと思いましたが、会場からの大きな拍手に、杏里の声が詰まってしまいました。更に会場からの拍手は大きくなり、会場からの感謝と、杏里の感謝が一つになっていました。
「みんなが泣きたいよね。乗り越えて、前進して行きましょう。この出会いを大切に。また会いましょう!」と挨拶をしました。
東京はコロナ感染者が減少していますが、まだまだ難しい状況のなか、無事に初日が終わりました。

(10/16 ティアラこうとう)
「CURTAIN CALL」と「オリビアを聴きながら」の位置が入れ替わりました。この後の公演からは、このパターンになりました。
開演の5分くらい前だと思いますが、警備のスタッフから「スタンディング禁止」の案内がありました。よって、今回のライブは最初から最後まで座り続けて見るライブとなりました。これが会場ごとの設定なのかは不明です。
最初の衣装の左手側の青と紫のTシャツですが、レイカーズなどでは無かったです。縦に裁断されているので全てを見ることが出来ないのですが、表の青地の部分は「NEW」とその下に「GU(V?)」の文字が見え、裏の紫の部分は、「NOVA ISLAND」と、その下に目のような絵が描かれていました。
「Remember Summer Days」の後のMCでは「マスクを着けているので、酸素が足りなくなると困るので、バラードを多めに」と話していました。前回は、衣装の三着目に髪をアップにしていましたが、今回は二着目でアップにしていました。
「砂浜」の後、「今回のツアーは事情もあり関東のみでの開催となりました。次は南は九州、石垣島? 宮古島まで?」と話していました。そこで明男さんのキャンプ好きな話になり、コロナでは一人キャンプが流行った話になり、杏里自身は「食事を作ることが多く、レシピが増えた。楽しいことを探していた」ようです。
「CIRCUIT of RAINBOW」では、コーラスが手を回す振りをしていませんでした。スタンディングにならなかったので、やらなかったのでしょうか。
3着目の衣装は、ビルボードの時の穴あき衣装と書きましたが、似てはいましたが、別の物でした。穴の代わりに、数か所に絞りの入ったロングドレスでした。
「Good Bye Boogie Dance」では、間奏で「 チャ チャチャ」(4拍子の2と3.5と4)と続けて手を叩く演出がありました。客席に歌わせることが出来ないので、その代わりの演出でしょうか。
前回確認が出来なかった「シャネルでグッドバイ」での個所ですが、コーラスは「Come on, Clap your hands」と歌っていましたが、手拍子のエフェクトは無かったです。2番を歌わない「シャネルでグッドバイ」ですが、杏里が間違えて2番を歌い始めてしまい、慌てて元に戻していました。そのまま歌ってくれても良いんですが!
「コットン気分」では、心で歌ってというジェスチャーでマイクを客席に向け、いざ自分が歌おうと思ったら、出だしを間違っていましたね。笑 「悲しみがとまらない」でも、「誰か助けて」の個所を間違えて「誰か助けてだよ」と自分でツッコんでいました。
「オリビア」の前では「来年も必ずツアーをやります。コンサートに関わる全てのみなさん、大変な時に足を運んでいただいたみなさん、ありがとうございました。まだまだ不自由なことがありますが、身体に気を付けて過ごしてください」と話してから、「オリビア」が始まりました。
「カーテンコール」後、杏里がメンバーを一人ずつ紹介している時に、次は自分だと思って明男さんが勢いよく走って登場したのに、別の人の紹介になってしまい、また走って戻って行った姿に笑ってしまいました。
最後は「ステージに立たせてくれて、ありがとうございました!」とお礼を言っていました。

(10/30 相模女子大学グリーンホール)
最初の衣装ですが、いつもの衣装の裏面(?)バージョンでした。衣装の金の個所は右手側で、表が紫で、裏が青で、恐らく柄もいつもの柄と同じだったと思います。白地の個所は裏面が「Red Hot Chili Peppers」アスタリスクでしたが、表面は「PEPSI」ロゴの白Tシャツでした。SIの個所に飾りが付いていました。今後のコンサートでは、気分でレッチリ側とペプシ側を使い分けるのでしょうか。
「砂浜」後のMCは、メンバー全員と話をしていました。他の会場とは違う構成だったので、換気の時間なのかなと思いました。小倉さんとはハワイでの録音で、「カハラの海でプリプロをさせてもらって、クジラが見えた」とか「その話がもとで、吉元由美さんがKOHOLA TAILを作成した」などの話をしていました。明男さんは前回の相模大野公演の話になり、所属しているレイニーウッドの相模大野のイベントと、杏里の相模大野のライブが重なってしまったが、杏里のツアーに参加した話をしていました。その後、コロナ禍でのメンバーの生活話になり、子育てをしていた、腕の筋肉の鍛え方を発見した、好きな音楽のジャンルが増えたと話す中、杏里は「私は還暦を迎えていた。笑 まだまだ歌いますよ。」と宣言していました。
どうしても気になってしまう「シャネルでグッドバイ」ですが、小さく手拍子の音を聞いた気がします。それか、合って欲しいという願望が強すぎて、空耳を聞いたかなーと、自分自身でも分からなくなっていました。途中の「Jump in!」の個所で、杏里がジャンプさせようとアピールしていました。
「CURTAIN CALL」後、「今後、ちょっとしたニュースがある。期待していて。」と話していました。話題の主題歌の件でしょうか、イベントでもあるのでしょうか。楽しみです。

(11/13 東松山市民文化センター)
今回の1着目は、黒地にスパンコールの付いたミニのワンピースに、黒の膝上ロングブーツ、紺の薄手のコート、銀の輪のイヤリングでした。今まで1着目だった衣装が、3着目(ペプシが表)になっていました。
東松山でもバンドメンバー全員と会話をしていました。みんな、それぞれネタが違っていました。面白かったのが、VahoEの命名の由来で、本名がありきたりだったので、ハワイ語で何かを付けよう ということになり、「バホイホイ溶岩」から「バホイ」になりました。が、後日談で、実は「バ(BA)ホイホイ」ではなく「パ(PA)ホイホイ」だったようです。
Good Bye Boogie Danceでは、「 v vv」と手拍子を打つ演出が無くなっていました。会場が一体になれるので、好きな演出だったので残念です。
「オリビア」前には、「来年のツアーも組んでみようかな。来年は広く地方にも行きたい。私のパワースポットはステージの上です。できるだけ立っていたい。」と話していました。
「カーテンコール」前に、Peach and Apricotについて「竹内まりあさんと大人の遊びをしてみました。まりあさんから色々と意見もくれました。CITY POPが評価されて嬉しいです。 今日は、まりあさんが居ないから歌えないんですけど。笑 またPeach and Apricotで、何かを提供できたら。」と話していました。
会場にはカメラが入っていて、横からだけではなく、最前列にも移動型のカメラが設置されていました。youtubeとか、ファンクラブイベントとかで流してくれると嬉しいです。

(11/20 市原市市民会館)
開演前の10分くらい前から「Watching Over You」が流れていました。衣装は東松山と同じパターンでした。
コーラスメンバーとの会話は少なめでした。小倉さん「Steve Gaddさんと仕事が出来て嬉しかった。」からレコーディング話があり、明男さん「昨日、ゴルフでスコアが全然ダメだった。早く帰りたい!笑」とぼやいていました。
最後に1/1のライブについて紹介があり、「ライブをやるぞ! もう我慢できない。笑」と意気込みを話していました。
Peach and Apricotについて、「いつかカラオケで歌って欲しい」と話しました。

(11/27 久喜総合文化会館)
「DRIVING MY LOVE」の前奏で「Finalです!」と客席を煽っていました。「Remember Summer Days」後のMCでは、「今日がFinalです。Finalにしたくない。初日という気持ちでサービスします。ちょっと心寂しい気感じがします。」と話していました。
「シャネルでグッドバイ」では、ティアラこうとうのように、2番を歌いそうになっていました。最終公演だから、サプライズで2番を歌ってくれても良かったのですが。
「CURTAIN CALL」後、メンバー紹介時の会話が長くて、杏里から終わってしまう寂しさを感じました。
小倉さんからは「またやりましょう」という、嬉しい返事もありました。松ケ下さんとは、通信環境やソフトが向上する話をして、杏里が「自分のショーが見てみたいけれど、現実になりつつある」と話していました。途中で明男さんもマイクを持ち、杏里と明男さんが司会のショーのようになっていました。明男さんは、昔ボキャブラ天国で、「SUMMER CANDLES」を「鯖噛んでる」という替え歌を見たことがある話をしていました。その続きで、杏里が「「CIRCUIT of RAINBOW」を「酒飲んでビンボー」っていう替え歌を歌ったことがある。吉元由美さんがいる前で「年末が来るたび また酒が飲みたくなる」と歌っていた。」という初めて聞く面白エピソードを教えてくれました。
最後に「さよならを言いたくない!必ずまたステージに戻ってきます。」と名残惜しそうに話し、全てのスタッフと観客に感謝を述べて「良いお年を! Merry X'mas and Happy New Year!」と手を振ってステージが終わりました。
Tour Finalでもあり、会場も盛り上がっていたので、杏里もそれに応えるように歌っていた気がします。
キャンセルすることなく、無事にTOUR 2021が終わって良かったです。

TOUR SCHEDULE
9/26
(日)
調布市グリーンホール 大ホール (東京都)
Open 17:00, Start 18:00
\6,200
10/16
(土)
ティアラこうとう 大ホール (東京都)
Open 15:30, Start 16:30
\6,200
10/30
(土)
相模女子大学グリーンホール 大ホール (神奈川県)
Open 15:30, Start 16:30
\6,200
11/13
(土)
東松山市民文化センター (埼玉県)
Open 15:30, Start 16:30
\6,200
11/20
(土)
市原市市民会館 (千葉県)
Open 15:30, Start 16:30
\6,200
11/27
(土)
久喜総合文化会館 大ホール (埼玉県)
Open 15:30, Start 16:30
\6,200