FM ANRI Station

Sol Present Fan Club Event
Special Party
- 40th Anniversary -

セットリスト
中国人形
海辺から
Heaven Beach

(2019/11/17)
ステージの両側にはバルーンが飾ってあり、ホールの後ろには今年の夏のイベントで展示をしていた、絵や写真が置いてありました。
司会の方が少し話した後、杏里が登場しました。両サイドに紐の下がった白のトップス、パール調のネックレス、ダメージデニムパンツに、茶色のロングブーツを履いていました。髪はアップにまとめて、銀(かな?)のピアスに、左手に銀のブレスレットを着けていました。「今日はゆっくりと」と話して、乾杯の準備になりました。「水かー。」と杏里が話す中、乾杯が行われました。
バックには16th Summber Breeze Original Karaokeが流れる中、一年を振り返るをテーマにトークが始まりました。
・40年前のライブ
ライブハウスを中心にやっていた。いつかまた、新宿のルイードでやりたい。オリジナルの曲数がなかったので、アルバムの歌とカバーを歌っていた。

・デビュー当時のエピソード
それまで吉野家の牛丼を食べたことがなかったが、ツアーの移動時に時間が無くて、初めて入った。紅ショウガをたくさん入れる人がいたのを覚えている。当時は若かったので、トガっている部分もあった。お詫びを…。

失敗談として、バラードの途中でセリを降りてしまったことがある。

・LAレコーディング
Duke's Anthemのレコーディング風景の写真が投影されました。久々のLAレコーディングが心地良かった。ちょうどグラミーにノミネートされた時期で、Steve Gaddが賞を取った貴重なタイミングだった。

別のレコーディング時に、歌入れを心地良い環境を作ってくれようと、キャンドルを焚いてくれた。でも数が多すぎて、空気が薄くなってしまったことがある。

普段は曲を先に作る。ただしDuke's Anthemの時は、みんなの大事にしている曲なので責任を感じていた。期待に応えられる歌詞にしたかった。山の上で、赤ワインを飲みながら、星空を見ながら歌詞を作った。

・KANSAI + ANRI
寛斎さんのファッションショーを見に行った時の写真や、ツアー衣装のフィッティングの写真が投影されました。実際に着用した赤いスカートに、富嶽三十六景のような革ジャン風の服を着ていたり、「大入」と刺繍の入ったLVシャツや、キリンの柄のようなコートを試着している写真が投影されました。

・'80s Art Wind
だまし絵を描いてもらうことになり、ドルフィンの絵を依頼した。

・40周年ツアーパンフ
約20年ぶりにパンフレットを作成した。スタッフと試行錯誤して作った。表紙は杏里がコンピュータで案を作成した。

パンフ中のハワイツアーの告知広告が投影されました。「高いですねー。あ、ツアー中の値段ですからね。笑」

・Quiet Stormのジャケ写
プロモーションをほぼしていない。「知ってる方?」にあまり挙手がされず、「少ないなー。。。」

・Night Tempo
今後80'sの音楽が世界でも流行ると思う。

箱が持ちこもれ、その中にはイベントの応募時に募集した質問が印刷された紙が入っていました。
・1日だけ動物の赤ちゃんと一緒に過ごせるなら
猿系が好き。チンパンジーを飼うことを真剣に考えていた。理由は自分に近いのかな?笑

・好きな楽器の音色は
ストリングス。物心がついた頃から聞いていたから。

・お気に入りの物
ウッド系や、サンタフェ・スタイルのインテリア。シンプルなものが好き。

・ツライときには
好きな音楽を聴く。仲間と美味しいものを食べる。魚貝が好きで、秋田に行くとハタハタばかり食べている。子持ちハタハタを鍋に入れるのが一番美味しい。皆さんとお会いできるのが、ホッとする時間。

・40年で一番印象に残ったこと
長野五輪で歌えたこと。貴重な経験だった。

・一番思い出のある曲
この曲とは決められない。強いて言うと「オリビア」。

・これから始めてみたいこと
新しいことにトライするよりも、今まで築いてきたものをどう表現していくか。また2バージョンのコンサートにチャレンジしても良いかな。

QAセッションが終わり、アルバムANRIのサイン入りポスターを、じゃんけんで5名にプレゼント。

杏里は一旦舞台裏に下がり、今年のツアーの、神奈川県民の映像が流れました。20分くらい流れたのかな?

その後、ライブが始まりました。左にベース兼バイオリン、真ん中にギター兼カホンの松ケ下さん、右にキーボード。再び杏里が登場し、呼び込まれる様が「結婚式みたいですよね。笑」。
「コンサートで聞いたことのない曲です。中国人形です。デビュー曲になる為のコンペになった曲です。」杏里独自のコンサートでは、初めてですかね?
中国人形が終わり、「何十年ぶりだろう。20代に数回歌っただけ。この曲がシングルだったらどうだったんだろう。デビュー時にチャートに振り回されずに、自分らしく音楽をやっていこうと決めていた。次は、デビュー翌年のFeelin'に入っている曲です。シンプルなメロディーだけど、切ない大人な曲」と紹介した「海辺から」。
終わると「懐かしい」と杏里。「ピアノとカセットでラララと歌って曲を作っていた。曲作りの原点に戻ることができて、色々なアイデアが出てきそう。」
最後は「Heaven Beach」でした。
「中国人形が一番緊張しました。次回のセットリストに入るかも?そういうコーナーがあっても良いかな。また、イベントやりましょうか?!」を話してライブが終了しました。

その後、全体の記念撮影がありました。「来年も色々計画しているので、ライブに遊びに来てください。」と話し、イベントが終わりました。

最後は、杏里がハイタッチで全員をお見送りしてくれました。