FM ANRI Station

東日本大震災復興支援イベント
WORDS OF HOPE FOR TOHOKU vol2
supported by GIP

セットリスト
Back to the BASIC
CIRCUIT of RAINBOW
ラストラブ
SUMMER CANDLES
Field of Lights
LANI 〜Heavenly Garden〜
未来の最初の日
I Will Be There with You
MOVE ME
BOOGIE WOOGIE MAINLAND
CAT'S EYE
悲しみがとまらない

<アンコール>
思いきりアメリカン
オリビアを聴きながら

(2011/7/14 仙台Rensa)
まずは、MCの方が登場して、杏里グッズ2種類のオークションを開始。
じゃんけんで最後まで残った方がグッズを受けると権利があり、帰りに受ける時に募金をする形式でした。

オークションが終わり、10分後くらいにコンサートが始まりました。
オープニングは、Heart to Heart Tourと同じく「Back to the BASIC」から「CIRCUIT of RAINBOW」。
杏里は、左右の裾が三角に長い黒のワンピース(ミニスカート風)に、黒のレースのパンツ。その上に、黄、水色、青の横ラインが入った、網のポンチョのようなものを羽織っていました。黒のラインが入った茶色のハットに、黄色の輪のイヤリングをしていました。
「今年は色々とありましたが、仙台にやっと来ることが出来ました!」と杏里。
その後、水色のライトの中で「ラストラブ」、青と白のライトで「SUMMER CANDLES」、乳白色のライトで「Field of Lights」とバラードが続きました。
「今年のツアーでは、最近歌っていない曲を歌ってみた」とツアーの話と、「バラードのリクエストが多かったので、作ってみた」と新譜の紹介をしました。新譜のアルバムの時に、「CD? ダウンロード? レンタルでも良いので。」と話した後に、「レンタルを薦めるのは、アーティストとしてはダメですかね?」と高山さんに笑いながら質問していました。
そして、仙台に来れたことについて、杏里が「Vafoi、どうですか?」と話を振りました。ツアー会場のHP等でご存知の方も多いと思いますが、Vafoiは杏里が付けた愛称で、佐藤栄一さんが本当の名前。ということで、Vafoi自身も外人風にカタコトで話して良いのか、普通に日本語で話して良いのか迷った挙句、「ミナサン、ガンバリマショウ」。その後、色々と話していましたが、結局最後は、「がんばりましょう!!」と流ちょうな日本語で締めていました。この場面は、正直笑ってしまいました。
次は、ピンクとオレンジのライトで「Lani」。Heart to Heart Tourで、ごく稀に歌ったようですが、自分自身は今年初めて聞いたので嬉しかったです。
緑の中で歌った「未来の最初の日」では、最後のサビの繰り返しの箇所で歌い忘れたのか、すべてカラオケ状態。
椅子を出して、「David Foster作曲の歌がやっとCDになりました」と紹介して、「I Will Be There with You」。CDの音に慣れていたのですが、ライブでの重点音が響くアレンジの方が個人的には好きです。この日は「越えてゆけると信じてる 一人じゃない」にも力が入っていたのではないでしょうか。
「Are you ready to Dance?」の掛け声とともに、「Move Me」、「ブギウギメインランド」、「Cat's Eye」、「悲しみがとまらない」と続きました。会場も大盛り上がりでした。

アンコールは、「思いきりアメリカン」。
MCでは「仙台にいつか戻ってきたいと思っていた。知り合いの会社(千金堂)の方に『来てほしい』と背中を押してもらった。」、「私自身が音楽に救われたので、お返しをしたい。」と話していました。
最後はグスターボのSAXから始まる「オリビアを聴きながら」で終わりました。

翌日に杏里と高山さんの二人で、石巻に行って、「SUMMER CANDLES」、「未来の最初の日」、「オリビアを聴きながら」を歌ったそうです。



コンサートとは関係ないのですが、タクシーに40分くらい乗ることがあり、運転手さんから色々とお話をする機会がありました。震災当時は三週間くらいお風呂に入れなかったこと、灯油が買えずに寒かったこと。そして、高速の出入り口付近まで水が来て、亡くなった方がたくさん見つかったこと。テレビの映像でも色々と見てはいましたが、実際に話を聞くと話の重さが伝わってきました。お土産もたくさん買いましたし、杏里のコンサートが少しでも復興の手伝いになってくれればと思います。

TOUR SCHEDULE
7/14(木)仙台Rensa
19:00開演 \3,000