FM ANRI Station

尾崎亜美コンサート
デビュー35周年記念ライブ

セットリスト
(杏里パートのみ報告)
Forgive yourself
地中海ドリーム
ときめき
中国人形
Seaside Cafe(新曲)

<アンコール>
オリビアを聴きながら

(2011/3/30 中日劇場)
コンサートの中盤に、ベージュベースに黒で刺繍の入った上着と、黒のスカート、サンダル、ハットで登場。
コンサートのリハーサル中にも余震が来て、杏里も開催(出演)について迷ったけれど、「杏里、前に進もうよ」と亜美さんに言われたそうです。今回は亜美さんから「杏里の歌い慣れている歌を」と言ってくれたそうですが、「是非亜美さんの曲を歌いたい」と杏里が決めたそうです。
まず最初は「Forgive Yourself」。最初からこの日限りの特別な選曲でした。
ここで最近の交流について話がありました。杏里が電話をしたのですが、亜美さんが出れず、小原さんが「どちらの杏里さんですか?」に「亜美さんに育てられた杏里です」と答えた話をしていました。それからオリビアの話に移り、「大ヒットじゃなくて、イベントでもみんなはインベーターゲームをやってた!」そうです。「失恋の曲ではなく大ヒットを狙った」という「地中海ドリーム」の紹介。今回のコンサートについて、FAXでスタッフと情報をやり取りしているときに「地中【池】ドリーム」と書いてあったそうです。照明が水色になり、杏里も舞台を左右に移動して歌っていました。
そしてここで、亜美さんが衣装チェンジで退場。「えー、亜美さんのステージなのに、杏里に舞台を任せてくれるのー?!」と驚きました。「次の曲は、私がとても大好きな「ときめき」を聴いて下さい」と紹介があり、オレンジの照明の中で「ときめき」。今回のライブでしか聴けない(であろう)選曲!! 若いころの声とはまた違って、良かったです。個人的には「スリップアウェイ」の方が良かったですが。
今回キーボードで参加している佐藤さんは、杏里のデビュー時に関わっていたそうです。LAで録音していた時、隣がカーペンターズで、隙間から杏里が覗いていると「入りなさい」と中に入れてくれたことなど、当時の話になりました。そして紫の照明の中で「中国人形」。
その後に亜美さんが戻りました。亜美さんが「「一緒に作品を作れませんかね」と電話があって作った作品」と言っていたので、新曲は杏里からのアプローチのようです。杏里の曲に、亜美さんが詩をつけて、杏里からの依頼は「勇気を与える、前向きな詩」だったそうです。打合せはLAでやったらしいのですが、携帯で杏里がナビをしたのに、亜美さんがなかなか辿り着けなかったことを話していました。杏里が「まだMIXが出来ていない」と言っていたので、CD化がされるかも? 曲名は「Seaside Cafe」で、恋が終わったけれど、次に進んでいこうとするバラードの歌でした。(Forgive Yourselfと違い、杏里のみが歌) この歌が最後で杏里が退場。「あたしより大人っぽく見える…」と亜美さん。

アンコールがあり、亜美さんがピアノの前に座りました。「(震災で)亡くなった方、悲しんでいる方の中にも、この曲が好きだった人がいると思います。」と言って、杏里を呼びました。杏里が「届けば良いかなと思います。」と応えていました。ピアノの奥側に居る杏里に「杏里は、そこで歌うの?」と亜美さんが言うと「近くで歌いたいんです」と杏里。伴奏なしに「お気に入りの歌〜」と歌いだしました。演奏は亜美さんのピアノのみ、サビでは二人でハーモニーをして、二人だけで歌いあげました。(亜美さんは二番の最初〜サビ前までメイン)
杏里が退場した後、亜美さんが一曲歌い、コンサートが終了。最後に一列になって挨拶をして帰ろうと思った時に「あ、杏里!!」と杏里を忘れていたことを思い出しました。笑 杏里も含めて再度挨拶をしてコンサートが終了しました。

亜美さん自身が「大阪のコンサート前も後も、コンサートの実施について賛否両論があった」、「今日のコンサートが良かったのかどうかは、何年も後になって結果が分かる」、「音楽が目に見えて、羽が付いて飛んで行くのが見えたら良いのに」と話していた通り、悩みながら歌っていたのが分かりました。でも、きっと数年後に「やって良かった」と思えると思いますよ。

TOUR SCHEDULE(杏里ゲスト公演のみ)
3/21(月・祝)大阪新歌舞伎座
1階席 \7,500 1階花道席 \6,500 2階席 \4,000
3階席 \3,000 特別席 \9,500
3/30(水)中日劇場
A席 \7,500 B席 \5,000